『無人島のふたり』 山本文緒

山本文緒さんの『無人島のふたり』を読んだ。

文緒さんが、癌を告知されてから

亡くなる直前まで綴っていた日記だ。

 

数日前にタレントのりゅうちぇるさんの死を知って

そのことについていろいろ考えていることを

YouTubeで自分の言葉で発信しようとしたけど

どうもまとまらず、そういえば、と本棚を見たら

この本と目が合った。

 

図書館の本で次に読む人が待っているから

どの本よりも先に読まなくちゃと思い

本棚の目立つ場所においておいたのだ。

 

あたしは母を膵臓癌で亡くしている。

母の時と重ね合わせながら読み進めていった。

文緒さんの日記なのに母に想いを馳せることになった。

文緒さんもまた、自分の母親との間に

何かがあったらしい。

 

余命宣告を受けた娘と2ヶ月も連絡を取らないなんて

余命宣告を受けても母親を恋しく思わないなんて

もうそれだけで、その何かがわからなくても

関係性を想像してしまった。

 

残り少なくなった本の残りのページを見たら

無性に泣けてきた。

 

文緒さんの最後の文章で母との最後の会話を思い出した。

ぼんやりテレビで動物番組をみている母に

「見ずらくない?」ときくと「うん」と

テレビから視線を離さずに小さな声でこたえてくれた。

 

母は薬で朦朧としていて

会話ができる状態ではなかったようだけど

痛みからは解放されていたと思う。

 

文緒さんが愛する夫と最期の日々を過ごせたことを

不謹慎にも羨ましいと思ってしまった。

 

孤独に一人で誰かに憎まれながら生きるのと

まだ死ぬには若いけど愛する人に看取られるのと

どっちがいい?

 

 

 

とんだフライング

昨日から保育士試験結果通知が郵送されている。

合格ならオレンジ色のハガキらしい。

ハガキを見た途端に合否がわかるのも

なんだかつまらないよねえ。

 

昨日、うちのポストにもハガキが入っていて

触ると、いつもの通知ハガキのような感触。

 

これは!と思い目を瞑ったまま

ゴソゴソと猫のぬいぐるみの胴体に入れ

YouTubeでハガキを開く動画を撮っていたら

なんと、別のハガキだった。

おんなじような剥がれるタイプのハガキ。

 

紛らわしいのよ、なんなのよ!なにこの会社!

と思ったら損害保険屋さんからで

窓ガラス交換にかかる金額のお知らせだった。

 

それにしても、なんで昨日なのよ!

ほんっとにもう・・・

ハッ・・・13日の金曜日・・・

あわわわわわわわ

 

明後日の月曜日にハガキはくるでしょ。

ツイッターもハガキがくるこないで大騒ぎ。

 

吐きそう、なんて人もいたけど

大袈裟じゃない気がする。

実技試験のあの緊張感を乗り越えて

1ヶ月も結果を待ってるんだもんね。

 

昨日動画を撮っている時、感極まって

ハガキを見てもいないのに泣けてきた。

よく今日までがんばった!という思いでね。

それなのに、ハガキ違いって!!!

 

たぶん、月曜日は冷静だよね。

もう昨日のようなドキドキ感はないはず。

 

そうそう、

午前中、窓ガラスの交換だった。

すんごい嬉しい!

 

クリスマスイブから今日まで

片方の窓を開けられなかったからね。

 

クリスマスイブの朝、洗濯物を干そうとしたら

窓ガラスにヒビが入っているのに気がついた。

そらもう驚いたわ。

 

 

 

 

Chuck Brown&Soul Searchers

元気がない時はFUNKを聴こう。よっしゃ。

あれが聴きたい、ほら、あれよあれ。
チャックなんだっけな、と脳みそフル活動。

そっか、チャックウィルソンだ!
検索して爆笑。ちゃいますやん。

GO GO FUNK で調べたら出てきた。
チャックブラウンです、はい。

で、改めて、チャックブラウンで検索
したつもりがまたウィルソンで検索。
当然ながらまたウィルソン出てきて大爆笑。

こういうこと、てあるよな。
笑えてよかった。
ほんと悲しいニュースが多すぎるから。

チャックブラウンを知ったのは
30年くらい前かなあ。
バンドでベース弾いてくれてたK君が
教えてくれたんだった。

K君は今でも音楽仲間だけど
当時、いろんな音楽教えてもらったなー。

K君の弾くベースはかっこよくて
オールマイティでいろいろ弾けるんだけど
チョッパー、てやつをやらないとこもいい。
お兄ちゃんみたいな存在だな。

もともとはピアノの調律師で
いつかあたしがピアノ買ったら調律してねー
て予約してあるけど、いつのことやら。

Chuck Brown&Soul Searchers
ああかっこいい、延々と聴いてられるわ。
このグルーブたまらんです。
ベースもうちょい音量あげてくれない?


5曲全部聴きたかったなあ。

 


www.youtube.com

野良猫とサイババ

去年見つけた、前髪が魅力的な野良猫を
昨日の夜、久々に見かけた。

うわああああああ、ひさしぶりいいい
という気持ちをおさえ少し離れて見守って
徐々にジリジリ近づいていくと
猫は車の下に隠れてしまった。

 

しょうがない待つしかない。でも顔が見たい。
尻尾だけ見せてさー、ずるいよね。

 

我慢できなくなり鳴き声で誘う作戦にでた。
にゃあ、とかなんとかやっていたら
猫が出てきた!

 

あらやだあたしの鳴き声で?と思ったら
ラフな格好の男性がいつの間にか現れていて
猫さまは、その男性と一緒に花壇のほうへ
ナアナア鳴きながらスタスタ歩いていった。

 

むむっ。
あたしの、にゃあ、をきかれたか?!
まあ、それはいいとして


男性は花壇のコンクリートの部分に
サッとカリカリを置いた。
なんという鮮やかな手つき!

 

あっという間だった。
もともと手の中に入ってたの?

猫が食べ始めるのを待たずに
男性は歩き去った。

 

あのラフな格好、あの慣れた手つき・・・。
はっはーん、近所の常連さんだな。

耳もカットしてあるし
ちゃんと見守ってもらってる地域猫か。


あげたらあげたっきりで後片付けもせず
そこが汚れてしまったりすれば
クレームが入るかもしれないけど
あれなら誰も文句言わないだろうな。

絶対残さないような量なのが凄い。
片手で持てる分くらいの。

さらさらー、て置いてって、容器もなし。
猫が食べたあとにはなんの痕跡もなかった。


なんか嬉しかったなー。
夜だったから写真撮れなかったけどさ。

 

去年撮ったやつ。イカ耳になっておられます。

 

 

イチの異変

昨日、巨大鯉のイチに会いに行ったら

台風前と少し変わっていた・・・。

 

いつもなら、覗くと目を合わせ

こちらの動きに反応するのに

あたしのことを見もしないし暴れ気味だった。

 

どうしたんだ?イチ!

 

2歳児3連発

ある商店街のあるお店の前に

小さな人工池があって

金魚数匹と亀が2匹住んでいる。

 

冬になると亀は冬眠のため店内に移る。

(ある冬の日、亀がいない事に気づき

お店の人に確認したところそれが判明)

 

先日、いつものように眺めていると

小さい男の子がトゥトゥーとやってきて

亀を指さし「あっち」と言った。

 

「ほんどだ、亀さんいるねえ」と言ったら

お母さんが、”あっち”の意味を教えてくれた。

 

亀ではなく亀に当たるライトをさしていたのだ。

家でライトを触って熱かったのを思い出し

あっち、と言ったらしい。へーーーーーっ。

 

すごいんですけどおおおお。

かしこいねええええええ。

 

お母さんは「行くわよ」というけど

その子は帰りたくない。

何度か攻防を繰り返し帰ることになった子が

「ばーい」と言ってくれた。

 

可愛い過ぎて、出ないはずの乳が

出ないはずの乳が出そうになったわよ。

 

苦笑いしているお母さんを無視し

「ばーい」と言っては、また亀を見る子。

微笑むあたし。

それを繰り返しているところで別の母子登場。

 

そのお母さんは乳児を背負い

ベビーカーに1人乗せていた。

 

ベビーカーの子はまだ喋れなかったが

亀に興味津々で一生懸命言葉を発していた。

 

あたしの顔もちょいちょい見ては

亀を指さしていた。

「亀さんだねえ」なんて言ったりして

ああ、子どもがいたらこんなふうに

一緒に亀をみたんだろうな、なんて考えた。

 

ほんっと、可愛いなあ、おい。

背負った子は4カ月だそう。

 

「今年の夏は暑かったから大変でしたねー」

 

「そうなんですよー」

 

なんて会話している時に、ばーい君が帰った。

小さい後ろ姿を見送っていると1度振り返り

手を振りながら「ばーい」と言ってくれた。

乳が出るどころの騒ぎじゃない鼻血ブーだわよ。

 

そんなことをしていたらまた別の母子登場。

その子はちっさな車輪のついた

ちっさな自転車に乗っていて

 

池を見るなりおもむろに自転車を乗り捨て

お母さんに「これこれ」と言われていた。

 

どの子も2歳児だったけど、発達はそれぞれ。

みんな可愛いかったなー。癒されたわー。

全員男子だったな。

 

楽しかったよ、ありがとね。

つながり

 

あたしが住んでいるアパートは

1階、2階共に2世帯の計4世帯。

 

台風の日、101号さんと102号さんが気になり

「もし浸水したら、どうぞ部屋にきてください」

と書いた手紙を、それぞれのポストに入れた。

 

隣人の下の住人は面識がなかったけど

後ろ姿を見かけたことがあり

茶髪の若い女性だったのは記憶していたから

 

もし1人暮らしなら怖かろうと思い

迷惑だと思われてもいいやと思って

おせっかいおばちゃん魂丸出しで

いちかばちか手紙を入れたのだけど

数日後、その女性からのお礼の手紙が

ポストにはいっていた。

 

浸水しないか不安だったから

手紙を見て安心出来たとのことだった。

今後ともよろしくお願いします

なんて丁寧な文字で書かれていた。

若いのに出来た子よ、ほんっと。

 

そもそも、返事がもらえるなどと

思っていなかったから

感動して、思わず泣けてきた。

よかったよかった、やっぱり怖いよねえ。

 

でも、不思議なことが書いてあった。

「いつもうるさくてごめんなさい」と。

へ?身に覚えがない。

 

うるさいと感じたことがないから

うるさくないですよ、と返事を書こう。

 

あ・・・もしかすると

あたしの下の住人(その子にとっては隣人)が

ちょっとうるさいタイプの人だからかもな。

 

あたしが今の部屋に入居する時

不動産屋さんに、むっちゃ言われたもん。

音は気をつけてください、て。

 

あたしの前の住人はクレーム二回受けて

引っ越したんだってさ。怖いー。

 

あの子、なんか言われたのかな?

ひぃー。かわいそう。

 

 

ヨーグルトも安く買えたし

バスの中から外の子どもにバイバイしたら

めっちゃ笑顔でバイバイしてくれたし

今日は、なんていい日なんだ!!!

 

怖いのは・・・

すごかったな、台風・・・。

死者も出たし行方不明者もいるし

まだまだなんだな・・・。

 

巨大鯉のイチは大丈夫だろうか・・・。

前回は水槽の水が濁る程度で済んだけど

今回は大きかったからなあ・・・。

 

スマホにバンバン入ってくる警報が怖かったけど

避難するほどでもないし

川が決壊しても2階だから大丈夫だろう

てことで家にいることに決めた。

 

夜の9時~10時代の風の音と揺れに

1人でビビりながら

大丈夫、大丈夫、と唱えまくった。

 

そして今朝、鳥の声で起きた。

何ごともなかったかのように

チュンチュン鳴いていた。なんつう平和。

 

前回の台風の時は、隣人が

アパート前の葉っぱを掃除してくれたから

今回はあたしが、と玄関外の廊下に置いている

ホウキとチリトリを持ち上げたら

ちりとりの裏側に何かがついているのが見えた。

 

蜘蛛だった・・・しかも、つい最近まで

廊下の天井に張り付いていたスリムな奴。

 

最近見かけないから、引っ越したのだな

と思っていたからショックだった。

しかもあたしのチリトリに・・・。

 

明らかに、チリトリで

天井の蜘蛛を叩いて殺したのが分かる。

では誰が?・・・はっはーん・・・。

 

前回の台風の時の隣人との会話を思い出した。

 

「掃除ありがとうございますー」

 

「いいのよ、廊下に自転車も置かせてもらってるし」

 

「そういえば、ここ蜘蛛いますよねえ

天井にへばりついてますよね」

 

「そうそう、いるわよね、

不動産屋さんに言えば駆除してもらえるわよ」

 

「そうなんですか・・・」

(不動産屋さんが苦手でテンション下がる)

 

とまあこんな会話をしていたのだった。

2階に住んでいるのはあたしと隣人だけ。

 

仮に隣人が不動産屋さんに電話したとして

不動産屋さんがきてくれたとしても

住人のチリトリ使って叩き殺す?

 

そのスリムな蜘蛛は足が細長く

体を広げてフワッとなっている時と

閉じて天井にぴたりとついている時があった。

 

最初は気持ち悪かったけど

その変化を見るのは面白かったし

家の出入りをする度に目に入るから

ちょっと情が移っていて

こいつには手を出さない、と決めていた。

 

隣人は、同年代くらいかな。

よく喋る、頭の回転が速い人。

なんとなく隣人を疑ってしまうのは

ちょっとした狂気を感じることがあるから。

 

 

ホウキとチリトリは部屋の中に入れ

綺麗に洗った。もう外には置かない。

天国と地獄

ちっさいどんぐりの苗を買った。

通りかかった花屋さんで税込330円。

見た目は、細い枝に葉がついているだけ。

 

どんどん大きくして庭かなんかに植えたら

ちゃんとどんぐりができるらしいけど

ちっさいままでもいいから持っていたかった。

 

とても嬉しくて、ウキウキしていたのに

バスの中に忘れてきた。

 

バス会社に「どういう鉢ですか?」と聞かれ

地味な見た目で、なんの特徴もないから

「小さいやつなんです」と説明した。

 

「見つかったら電話する」というけど

台風に備えてなんだかんだあって

あんなちっさな鉢など探してくれるものか。

今の時点では、連絡はない。はぁ・・・。

 

バスの乗客が持っていってしまうかも。

「なにこの地味な苗!」

てなってくれたらいいけど

 

「あらやだこれ、どんぐりの苗じゃない?

いいわねえ、わくわくするわねえ、

もらっちゃいましょ」

 

てなったら、おしまいだ・・・。

なんて考えていたら、今、電話がきた!

 

「小さいやつ、ありました!」

 

そうそう小さいやつ!ぃやっほ----。

バス会社であたしが肩を落としていたからか

電話くれた人が優しいのなんの。

 

「お水あげておいた方がいいですかねえ?」

 

なんて言ってくれてさー。

その一言で、とても幸せな気分になった。

あの人、幸せな人なんだわ。

 

いやもう、ありがとうございます。

ナミダナミダだわ。

 

探してくれないだろうと思った

自分が恥ずかしい。

 

ああ、今日はいい日だったなー。

 

あ・・・よくないこともあった。

怖い保育士さんをみたんだった。

 

やっと歩き出した位の可愛い子を2人連れて

散歩していたところに

ポツポツと雨が降りだした。

 

保育士さんは、1人を抱っこし

1人と手を繋いで保育園へと帰る様子。

 

ニコニコしているあたしに気づき

笑いかけてくれる保育士さんなら

声をかけるようにしているけど

 

今日の保育士さんとは目も合わず、しかも

「ねえ!手を離さないで、て言ったよねえ!?」

と怖い顔で子どもに怒鳴っていた。

 

ヨチヨチ歩きのあんな小さい子に

そんな言い方したって伝わらないし

あんな怖い顔で大声出されたらさ・・・。

かわいそうだった・・・。はあ・・・。

 

ぜんぜん危険な場面ではなかったから

「おてて、つないでいこうねー」

くらいでもよさそうだったのに

何かにイライラしていたのかなあ・・・。

 

不適切な保育士さんも存在していて

たまにニュースにもなるけど

どんな職業だろうが、人間性なのだな。

 

あの子、だいじょうぶかなあ。

小さくたって何か感じるよね。

 

私が知り合った保育士さんはすごい。

子どもがその保育士さんを見つけると

名前を呼びながら抱きついてくるもんな。

子どもはちゃんと分かっているのだ。

 

今日、叱っていた保育士さんには

何かしら事情があるのだろう。

 

大変な仕事だと思うし

何か問題を抱えているのかもしれないけど

それを解決しないと、またやるし

自分のこと嫌にならないのかなあ。

 

預かった子どもには

愛情を注いでやって欲しい。

 

ふぅ・・・なんだかなあ・・・。

 

いわずにおれない

頻発している未成年の性犯罪被害の

ニュースや虐待のニュースをみるたび

1人でプンプンしている。

 

男性保育士の性犯罪が相次いだ時のニュース。

(日付は、7月2日の朝6時56分、となっている)

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問題が発覚しているだけでもこの数だ。

少ないとは思わない。

0じゃなきゃダメなことじゃん。

 

本当は、もっと多いでしょ。

小さな子は声をあげられないんだから。

 

嫌な気分になったとしても

自分がされていることが悪いことだって

まだ分からない子もいるよね。

 

で、『非開示』てなんなの?

その他の犯罪にも入ってないし。

しかもほとんどが男性じゃん。

 

こんなことがあるから

ちゃんと頑張ってる男性保育士まで

白い目で見られちゃうんだよね。

 

保育士の登録を取り消されても

学童保育でボランティアしたり

他にも色々手があるのだから危険だ。

 

厚生労働省が公表したデータでは

平成29年の子どもの性的虐待数は1540件。

この数・・・

 

被害を受けた子どもたちの未来に

平穏が訪れますように。

 

 

そうそう、

前に読んだ本の中で、こんなのがあった。

 

ロリコンから脱けだし、年ごろの女性を好きになるには?

年ごろの女性にはまったく興味がないけれど、少女をみるとムラムラしてきて勃起してしまうという男性がいます。このタイプの男性も意外に多いものです。反対に、若い男性で年上の人妻にあこがれている人もいますが、この場合、あまり犯罪性がありません。

 

ところがロリコンは、一歩間違うと犯罪に結びつく危険性があります。それだけに、ロリコン趣味のある人は気をつける必要があるとはいえます。

 

ロリコンというのはわかりやすくいえば、自分の力で相手をどうにでもできる、批判や犯行をしないところに魅力を感じるわけです。成人の女性だったら、たとえ相手がどんなに自分のことを好きでも、ときには反抗したりします。

 

ところが子どもなら、自分が圧倒的に優位に立てる。それが、少女にひかれる理由です。また、成熟女性を相手にできないというのは、その人の心理的な構造のなかに、もろい部分や弱い部分、コンプレックスなどが存在するからです。

 

こうした問題を解決するには、人間的に自分を成長させていくしかありません。ある時点で成長が止まってしまったり、母親などの愛情に恵まれずに育ったために、愛情表現がうまく出来ず、またそのために人間関係がうまくいかないなどの結果、ロリコンになってしまったのですが、自分自身を成長させることができれば、おのずと解決できるはずなのです。

 

このように、自分の精神的な発達がかたよってしまった人がロリコンになるケースと、もうひとつは、成熟拒否というか、大人は不潔であるという考え方にとらわれ、けがれのない子どもにひかれるという人もいます。

 

これはどちらかといえば女性に多いのですが、男性にもときどきみられます。そうした人たちは、たとえばヘアーが生えているのは卑猥、口紅をひいたり化粧をしているのはお化け、香水なんかつけているのは、とんでもないというような理由で成熟した女性を拒否してしまいます。

 

ロリコンの男性にとっては、ヘアーとか濡れている膣、豊満な乳房などは、すべて不潔で忌み嫌うべき対象となるのです。

 

健全な人には理解しにくいでしょうが、こうした男性は実際にいるもので、それが極端な場合は、専門家に相談し、治療を受けることをおすすめします。ただし、治療といっても簡単なものではなく、ある程度長期になることを覚悟しなければなりません。

ここまでひどくなく、自分で抑制すれば何とかがまんできる程度でしたら、母性的なパートナーを選んでじっくりと時間をかけ、取り組んでいくというのがベターでしょう。

 

とくに心理学を勉強した経験のある女性などを選ぶと、うまくカバーしながら接してくれるので、徐々に成熟拒否もなくなる可能性があります。

 

 

セクシュアリティを専門とするベテランの

臨床精神科医が書いた本の一文なのだけど

(太字の部分は、本が太字だったから)

 

最後の部分で、ずっこけそうになった。

心理学を勉強した経験のある女性は

ロリコン男性の治療道具なの?

 

ああああああああああ、もうっ!

おなかすいた。 

 

 

 

0歳からのアドラー流怒らない子育て 三宅 美絵子 著

著者はベビーサインの教室もやっている人。

同じアドラー式子育てでも

著者が変わると内容に少し違いがでてきて

なかなか興味深いなあ。

 

アドラー心理学の「勇気づけの子育て」は

0歳からの子育てにもいいんだって。

 

0歳児に勇気づけ?と思ったけど

読んでみると、できそうな感じ。

 

おむつ替えをする時は勇気づけのチャンス。

無言でゴロンと作業としてやるのではなく

終始笑顔で、始めから終わりまで

声をかけ続ける方がいいらしい。

 

「じゃあ、気持ちよくしようね~、

コロンてできるかなあ?」

と赤ちゃんに協力を依頼。

 

赤ちゃんに協力を依頼、がツボだわ。

あたしも赤ちゃんに何か協力を依頼したい。

 

「コロン出来たねえ、ママ拭きやすいなあ」

 「いっぱい出たね~」

「今日も元気なウンチが出たね~」

「おむつ替えると気持ちいいね~」

「コロンしていてくれてありがとうね

ママ助かったよ~」

 

ちょっとこれ、あたしの得意分野だわ。

こうすると、おむつ替えが嫌な時間ではなく

ママが遊んでくれる時間になってきて

 

ママを笑顔に出来る自分、

ママに協力できる自分に自信を持ち

自己肯定感も高まるそうだ。

 

ひぃー。なんつう健気な・・・。

 

もっと早く教えてくれたらウチの子にもハッ

あたしには子どもはいないんだった。

 

おむつ替えをまだ嫌がらない時期から

やっておくといいらしい。

 赤ちゃん、て凄い!

 

言葉の内容と表情が結びついていないと

言葉の意味を理解しにくくなるという。

ここ大事だな。

 

そりゃそうよね、言葉は優しいのに

顔が無表情だったり怖かったら

混乱するよね。大人もそうだわ。

 

問題は、疲れ果てている時に

笑顔でこれを実践出来るか、だよな・・・。

毎日毎日何回も、だもんな。

 

困ったときはこうしましょう

ていう具体例も書いてあって分かりやすかった。

 

子どもを「ありがとう」て言える子にするには

親が「ありがとう」と言っている場面を

たくさん見せるといいという。

 

子どもは、親が「言った」ことよりも

やった」ことから多くを学ぶそうだ。

 

 

アドラー式子育てでは、褒めず叱らず

基本は「勇気づけよう」なのね。

 

0歳から3歳くらいまでは

「自分は存在しているだけで幸せ」

と考えていて複雑なことは考えられない為

すごいねー、と褒めてもいいそう。

 

褒めから勇気づけに移行するタイミングは

子どもが、友達と自分を比べたり

「いい子でしょ?」と自分の存在を

アピールし出した時が目安らしい。

 

自我が芽生え、自分と他者の区別がつき

周りを意識して行動ができるようになったら

「勇気づけ」を意識した対応をしましょう、と。

 

でもさ

「怒っても叱っても無駄ですよ」

と言われたところで怒っちゃうよね。

 

わかってる!わかってるけど!

てとこだよなあ。

 

子どもに何をされてもいつもニコニコ

なんてお母さんいるのかなあ・・・。

 

いいこと書いてあった。

 

子どもたちは完璧なお母さんだから好きなわけではありません。目の前のお母さん(あなたです)が丸ごと全部大好きなのです。だから、イライラしながら完璧を目指すより、手抜きでも、お子さんと一緒に笑顔でいられる時間を増やしていきませんか?

 

怒ってしまったら

ごめんね、て、ぎゅっとハグしたら

子どももわかってくれるよね。

 

一家に1人、ベビーシッターがついたら

どんなにいいだろうね。

 

もちろん国のお金で。

イライラしないママになれる本-子育てが ラク になる アドラー の教え  野口勢津子著 岩井俊憲監修

アドラー式の子育て本。

 

怒りは二重構造になっていて

後ろに本当の感情が隠れているそうだ。

 

例えば、朝起きない子どもに対して

「早く起きなさい!」て怒るのは二次感情

 

本当の感情は「このままだと遅刻しちゃう」

で、それが一次感情

 

大人に当てはめてみると・・・

レジで並んでイライラする時は

きっと時間に余裕がない時だよね。

 

著者も、自分がイライラしている時に過剰に

子どもを叱っていることに気付いたそう。

 

イラッとしたらまず一次感情を探すことが

怒りをコントロールする第一ステップで

第二ステップは、二次感情を出さずに

「私」メッセージで表現すること。

 

ふむふむ。

 

例)テレビばかり見てご飯を食べない時

 

×「なんであなたはいつもテレビばかり見てるの!」

 

〇「あなたの食事が進まないと(私は)

食器を洗うことができなくて困ってしまうの。

テレビを見るのは食事が終わった後に

してくれると助かるんだけど」

 

そっかー。

 

そして怒りの感情はコントロールできるらしい。

その例として、公園で子どもを叱っていても

誰かから話しかけられたら

「あら、どうもー」てなりますよね?て。

 

それが感情をコントロールしてる証拠だなんて

勉強になるなあ。

 

 

内発的動機づけ

⇒子ども自身にやる気を起こさせ、達成・成長・有能を感じ、自発的に行動したくなる

⇒⇒困難を乗り越える活力を与えること

 

★外発的動機づけ

⇒ご褒美や褒め言葉を与えたり、やる気を誘発したり、罰を与えて行動を制限しようとすること

⇒⇒褒める、叱る、子育ては子どもを操作する子育て

 

アドラー心理学では内発的動機づけが大切で

困難を乗り越える活力を与えるためには

『勇気づけ』しましょう、とのこと。

 

『勇気づけ』とは?

共感

⇒子どもの気持ちに寄り添い、共感しよう

尊敬

⇒かけがえのない1人の人間として扱おう

信頼

⇒相手を丸ごと「無条件で信じる」心

 

これがアドラー式子育てなのね。

 

子どもを勇気づけるには5つのポイントがある。

①感謝の気持ちを伝える

②ヨイ出しをする(ダメ出しの反対)

③聴き役に徹する

④相手の進歩・成長を認める

⑤失敗を許容する

 

大人同士でも、これできたら最強だな。

 

 子どもを叱って、あ、またやっちゃった、という自分へのダメ出しは、勇気をくじく。子どもを勇気づけたいと思うなら何よりも1番先にしてほしいことは、自分自身を勇気づけること。

 

 

そっか、そっか、そうだよね。

誰かが勇気づけしてくれればいいけど

子育ては、やって当たり前、て思われて

誰も評価してくれないもんね。

自分で自分を勇気づければいいのね。

 

イライラしない、て難しいけどさ

『演じる』ていうやり方で

習慣にしちゃえばいいのかもな。

 

世界で1番最初に児童相談所を作ったのは

アドラーだったのかー。

 

アドラーあんたすごいよ。ありがとう。

 

 

ニッコリ最強

朝の交差点。

停まっているデイサービスの車に

無表情なおばあさんが座ってた。

 

つまらないのかなあと思って

ニッコリ笑いかけてみたら会釈してくれた!

 

とても驚いたしとても嬉しかった。

 

笑ってないと筋肉が硬直して

笑顔は出なくなるかもしれない。

本当は、笑い返したかったかもな。

 

おばあさん、ありがとう!

 

前に認知症の講座で

認知症の人にも最後まで感情がある

と教わったことを思い出した。

 

今朝のおばあさんは

認知症じゃないかもしれないけどな。

 

宇宙船に乗ったマウス12匹が

無事帰還したのかー。

人間のためにありがとうねえ。

 

ネズミは頭がいいんだって。

かくれんぼとかするらしい。

かわいいー。

 

宇宙にいった感想をきいてみたい。

 

 

ミルキー

高知県立のいち動物公園

雌のチンパンジーのミルキーは

心肺停止状態で産まれ脳性まひの後遺症がある。

 

ミルキーのための屋外新施設が完成したのか。

ミルキーよかったね!

 

前にテレビにも出てたけど、

優しい顔してんのよ、ミルキー。

 

ミルキーが1歳の誕生日をむかえて以降

脳性麻痺など障がいのある子供たちを支援している

専門家の人たちの協力を得ているんだって。

すごいなー。ミルキー味方がいっぱい。

 

毎月1回発達検査をしてもらったり

日常のミルキーの療育方法について

アドバイスをもらったりしているとか。

そりゃあミルキーも頑張っちゃうよねえ。

 

動画の無垢なミルキーをみたら泣けてきた。

これから楽しいことばっかりで生きていってね。

子どもはみんな問題児 中川 季枝子 著

季枝子さんは、『ぐりとぐら』を書いた人。

17年間保育園で勤務していたそうだ。

へー。そうなのかー。

 

超有名な『ぐりとぐら

(あたしは読んだことがないけど)

そんな超有名な絵本を書いた人の子育て本は

 

”汚かろうと臭かろうと問題を起こそうと

全ての子供は可愛い”

 

という内容だった。

 

焦らなくてだいじょうぶ

悩まないでだいじょうぶ

子どもをよく見ていればだいじょうぶ

子どもは子どもらしいのがいちばんよ

 

 

悟りを開いてますな。

興味深い話がたくさん書いてあった。

 

いわゆるハウツー本じゃなくて

子どもにまつわるいろんな短い話が

たくさんはいってて、その中すべてに

参考になることが書かれている。

 

個人的には、かなり好きな本だな。

 

とにかく”子どもファースト”な内容な中

こんな文章もあった。

子どもが保育園に行きたくないと言ったら

 

「あらそうなの、行きたくないのね」とか「じゃあ先生に、今日は保育園お休みしますって言いに行きましょう」などと話しながら、とにかく保育園へ向かうことです。

 

割と力ずくなのね。笑ってしまった。

 

子どもの気持ちを尊重して

どうして行きたくないの?てきかないのか。

じゃあ、今日はお休みしましょうね

とは言わないのか。

 

そっか・・・。

いじめられてるかもしれないのに。

 

まあでも、それで言ってくれるなら

親は助かるからな。

何度も続くようなら気をつけてあげないとね。

 

友達を叩いたりひっかいたり

危険な場所を触ったら厳しく叱るそうだ。

 

「これっ、いけません」とにらみ

「おててピン!」「あんよピン!」

と厳しく叱り、手や足を軽く叩くそう。

 

叱りかたは、その子の年齢や

園の方針などによって微妙に違うようだ。

軽くでも、叩いていいの?へー。

 

プロ中のプロに対して、なんだけど

軽くでも叩かない方がいいと思うけどな。

 

小さな子だって、話をきいてあげて

ちゃんと心を向けて伝えたら

わかるんじゃないかなあ。

 

 全国あちこちのベテランの先生方から聞くのは、いい子に育てたかったら、「夫婦仲良く」ということです。夫婦仲の良い家庭の子は、情緒が安定して、とても保育がしやすいのです。

 

それを言っちゃあおしまいよ。

そうなの、分かる、そうなの。

 

だけど、みーんな、子どもの前で

喧嘩したくてしてないのよね。

心理学を学んでるカウンセラーだって

夫婦喧嘩する、て言うしね。

 

共同生活、てそれだけでも大変なのに

子育てが加わったらそりゃ

平常心ではいられないことも

たくさんあるもんだよなあ。

 

ワンオペ育児・家事・子育て感覚の違い

習慣の違い・経済的な問題・嫁姑問題・・・。

喧嘩の種はいっくらでもある。

 

保育園や幼稚園に入れないと

四六時中子どもと向きあうことになり

本当は愛しい我が子のはずなのに

イライラの対象になってしまったりする。

 

愛する我が子と一緒にいるのに孤独。

そんな悲しいことってある?

 

1日中子どもと一緒でぐったり疲れてるのに

夫からは「おつかれさま」の言葉もなく

やって当たり前と思われている。

 

夫は夫で「俺だって会社で働いて疲れてる」

と思うだろうし、それも事実だろう。

 

ふむ・・・まずは、お母さんたちに

リラックスしてもらう必要があるな。

 

お母さんたちが気分よくいられたら

子どもにもお父さんにも伝わるもんな。

 

あたしにもできることがきっとある。

よっしゃ。

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