慣れ慣れにゃんこ先生
買いもの帰りに目があったにゃんこ先生。
んんんにゃあああ、と言いながら足にスリスリ。
しまいにゃ、足の上に乗ってしまった。
あのー、にゃんこ先生、自転車のかごには
冷凍うどんが入っているんですけど?!
にゃんこ先生のカラダはほんわりあったか。
でも、左側の肘の骨がちょっと当たる。
関口宏状態なのだ。
冷凍うどんは諦めて
こんな状態で、しばし話をしていると
向こうの方から夫婦が歩いて来て
あたし達を見て微笑んでいる。
あ、コイツ、乗られてるな、という感じか。
夫婦がすぐ近くまで来たので
乗られちゃってー、と声をかけた。
あははは、と3人で笑う。下町、ていいねえ。
「冷凍うどんが・・・」と言うと
旦那さんが、にゃんこ先生の首あたりをナデナデ。
にゃんこ先生、おもむろに夫婦に乗り換え。
サヨウデゴザイマスカ・・・。
すかさずあたしは「お先に~」と自転車をこぎ出す。
夫婦もにこやかだ。いい感じの夫婦だったな。
日曜の夜の7時頃、て家族の時間だよなー。
ちょっと羨ましい。
このにゃんこ先生、野良猫にしては
メタボってる。
あの愛想のよさで、ご飯をGETしてきたに違いない。
でもな、右の耳がちぎれてる・・・。
苦労したのね。
あんた、絶対幸せになれるからね。
・・・・て十分幸せか。
カバの赤ちゃんが産まれたんだよなあ・・・。
いつ行くかな・・・。
06月03日 22:53