強迫性障害
昨日のMrサンデー『医師たちの闘いSP』で
強迫性障害についてとりあげていた。
陽子(仮)さんの発症のきっかけは就職。
勤務先のネイルサロンの先輩が意地悪で
お客にまで陽子さんの悪口を言っていた。
母親に相談すると「どこで働いていても
どんな職業でもそういうことはあるよ
だから頑張りなさい」と言われた。
何を触ってもすぐに手を洗いたくなり
お昼休みに30分位手を洗い続ける。
そういったことで仕事に支障が出て
働き続けることができなくなり2年で退職。
・・・2年も、よく頑張ったよねえ。
母親は、シングルマザーで子どもを育てる為に
ホテルの清掃の仕事をしていた。
陽子さんは、いろいろ分かってはいたが
そういう手で家事をされるのが嫌だし
自分のせいでそういう仕事をさせている
という罪悪感で苦しんでいた・・・。
母親の手料理さえ食べられない。
家では母親に何度も洗濯させたり
体が触れただけで服を着替えたり。
母親も苦しみ
自分の手を切ってしまいたいとさえ考えた。
陽子さんは病院で「曝露反応妨害法」
という治療を受ける。
(手を洗わなくても大丈夫
という成功体験をすることで
普通の生活に近づけるらしい)
①病院の部屋にある椅子を触る。
②トイレの中を素手で触る
③他人が舐めた飴を舐める
④母親の手料理を食べる
陽子さんは泣きながら手料理を食べ
その後、普通の生活に戻れた。
いやいや、ちょっと待てよ。
①はいいけど②と③はあたしも無理だ。
そこまでしないとダメだなんて
大変な治療だわ・・・。
本人はさぞかし辛かっただろう。
大変だったけど、よく頑張ったねえ
陽子さんもお母さんも・・・。
今回は、うまくいった例だけど
世の中には、辛い思いをしている人が
沢山いるはずだ。
思い出した。
昔住んでたアパートの住人で
鍵を閉めたかどうかの確認を
何度も何度も何度もしている人がいた。
あの人も辛かったんだなあ・・・。
職場の先輩が原因で発症したなら
労災にならないの?
陽子さんの勤務先の意地悪な先輩を
ギャフンと言わせてやりたい。
意地悪な人、いるんだよなあ。
意地悪、じゃなくて、いじめ、だ。
あたしは、そういう人に出会うといつも
「どうか帰り道にウンコふみますように」
と神様にお願いする。
自分の出した言葉は自分にかえってくる
ていうけど、ウンコふむ位ならいいもん。
いじめは絶対にダメだ。