0歳からのアドラー流怒らない子育て 三宅 美絵子 著

著者はベビーサインの教室もやっている人。

同じアドラー式子育てでも

著者が変わると内容に少し違いがでてきて

なかなか興味深いなあ。

 

アドラー心理学の「勇気づけの子育て」は

0歳からの子育てにもいいんだって。

 

0歳児に勇気づけ?と思ったけど

読んでみると、できそうな感じ。

 

おむつ替えをする時は勇気づけのチャンス。

無言でゴロンと作業としてやるのではなく

終始笑顔で、始めから終わりまで

声をかけ続ける方がいいらしい。

 

「じゃあ、気持ちよくしようね~、

コロンてできるかなあ?」

と赤ちゃんに協力を依頼。

 

赤ちゃんに協力を依頼、がツボだわ。

あたしも赤ちゃんに何か協力を依頼したい。

 

「コロン出来たねえ、ママ拭きやすいなあ」

 「いっぱい出たね~」

「今日も元気なウンチが出たね~」

「おむつ替えると気持ちいいね~」

「コロンしていてくれてありがとうね

ママ助かったよ~」

 

ちょっとこれ、あたしの得意分野だわ。

こうすると、おむつ替えが嫌な時間ではなく

ママが遊んでくれる時間になってきて

 

ママを笑顔に出来る自分、

ママに協力できる自分に自信を持ち

自己肯定感も高まるそうだ。

 

ひぃー。なんつう健気な・・・。

 

もっと早く教えてくれたらウチの子にもハッ

あたしには子どもはいないんだった。

 

おむつ替えをまだ嫌がらない時期から

やっておくといいらしい。

 赤ちゃん、て凄い!

 

言葉の内容と表情が結びついていないと

言葉の意味を理解しにくくなるという。

ここ大事だな。

 

そりゃそうよね、言葉は優しいのに

顔が無表情だったり怖かったら

混乱するよね。大人もそうだわ。

 

問題は、疲れ果てている時に

笑顔でこれを実践出来るか、だよな・・・。

毎日毎日何回も、だもんな。

 

困ったときはこうしましょう

ていう具体例も書いてあって分かりやすかった。

 

子どもを「ありがとう」て言える子にするには

親が「ありがとう」と言っている場面を

たくさん見せるといいという。

 

子どもは、親が「言った」ことよりも

やった」ことから多くを学ぶそうだ。

 

 

アドラー式子育てでは、褒めず叱らず

基本は「勇気づけよう」なのね。

 

0歳から3歳くらいまでは

「自分は存在しているだけで幸せ」

と考えていて複雑なことは考えられない為

すごいねー、と褒めてもいいそう。

 

褒めから勇気づけに移行するタイミングは

子どもが、友達と自分を比べたり

「いい子でしょ?」と自分の存在を

アピールし出した時が目安らしい。

 

自我が芽生え、自分と他者の区別がつき

周りを意識して行動ができるようになったら

「勇気づけ」を意識した対応をしましょう、と。

 

でもさ

「怒っても叱っても無駄ですよ」

と言われたところで怒っちゃうよね。

 

わかってる!わかってるけど!

てとこだよなあ。

 

子どもに何をされてもいつもニコニコ

なんてお母さんいるのかなあ・・・。

 

いいこと書いてあった。

 

子どもたちは完璧なお母さんだから好きなわけではありません。目の前のお母さん(あなたです)が丸ごと全部大好きなのです。だから、イライラしながら完璧を目指すより、手抜きでも、お子さんと一緒に笑顔でいられる時間を増やしていきませんか?

 

怒ってしまったら

ごめんね、て、ぎゅっとハグしたら

子どももわかってくれるよね。

 

一家に1人、ベビーシッターがついたら

どんなにいいだろうね。

 

もちろん国のお金で。

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